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2024.08.09

求めたサロンがないなら思い切って独立!【ECLART】南裕大さん

最新のテクノロジーを使って、すべての髪タイプと年齢層に最適なヘアエステと艶髪縮毛矯正を提供されている
髪質改善ビューティサロン「ECLART」
都内、埼玉県を中心に22店舗展開されているECLART創業者の南さんに独立した経緯についてお聞きしました!

転職した先はまさに天職

ーー南さんが独立に至った経緯を教えていただきただいです。

南裕大さん(以下、南さん):25歳のときに友達の紹介で入ることになったのが、10年前すごい流行った低価格業務委託サロン。カットカラー3500円みたいな。最初は短期のバイト感覚で、つなぎで入るぐらいの簡単な気持ちで入ったんですよね。昔よくあったんですけど、あのときは僕ら世代はその技術のまま安いのをやりに行ったんですよ。要はですね、上手い人たちがすごい安いのをやると。で、給料が倍以上になったんですよね。

ーー給料もそんなに増えたんですね。

南さん:そう、変な状態になって。しかも雇っている人たちは「働いてください」って感じなんですよね。今までだったら「働かせてやる」って感じだったのに、「お願いします」って感じで、シフトも自由だし、本当に手に職をつけるって感じ。

ーーなるほどです。まさに天職という感じで。

南さん:ただ1つだけ気になることは、値段が安かったっていう。格好つかないんですよね。僕ここで働いてますって言えない。ちょっと恥ずかしい。でも自由だし、給料いいからいいか、と。でも自由だし、給料いいからいい。それでそのまま13年ぐらい働いて、12年目13年目は責任者をやらせてもらってて。

事実上の降格、どん底から独立へ

ーー軽い気持ちではじめたものの、大きな不満はなく長く在籍されたんですね。

南さん:そうそう。で、美容師として出世しているような感じだったんですけど36歳のとき、下の子でも責任者として優秀な人たちがいっぱい出てくるわけですよね。ちょうど会社も変わろうとしているときに僕は部下と同等に落とされたような感じがしちゃって。30代後半あるあるだと思うんですよね。男に起こる悲劇ですよね。それから1年ぐらい元気がない状態だったんです。で、辞めたくなると。もちろん減俸もないし降格とも言われたわけではないんですけど、事実上そういう感じはするからやる気も出なくなっちゃって。

ーーこう、世代交代的な。

南さん:そうです。そのときふと思い出してみたら、僕の先輩たちが先輩というか、先輩責任者。どんどん辞めていったんですよね。だから、自分の番かなと思って。僕と同じような気持ちになった先輩方が辞めていったんだなと思って、そこは少し面白いなと思いながら俺の番か、と。

あ、そうだ。ちょっと話逸れちゃうんですが、それもったいないなと今は思うんです。
例えば別の子会社、グループ会社の社長でもなっちゃった方がいいじゃないですか。社外に出て独立されちゃうよりかは、グループでね。社長になっちゃった方がいいなと思って。当時であれば僕とかが前の会社の社長とかになっちゃった方がいい。

ーー確かに、なんかもったいないですよね。

南さん:もったいないです。これは美容室あるある。他にもちょっと抜かれたりしたらよりやめたくなっちゃう。今の僕の会社では、そのもったいないのは何かしようという思いはあります。

話しを戻すと、当時は独立願望は一切なかったのでただここから出たいと。どこか他の会社で同じ給料ぐらいのところに転職しようと思って。で、けっこう面接受けたんですよね。そしたら単価が低くて給料が高い会社か、単価が高くて給料が安い会社しかなかった。

本当は客単価が高くてブランディングされてるところで働きたいんだけど、僕の年齢が高いから、嫌がられそうな雰囲気が出てる。だからこういう年齢の人が入りやすそうなところは低価格のサロンなんです。

要するに、ブランディングされて、客単価も高くて、給料も高くて、前みたいに自由なシフトができるようなところ。あと個室でっていところはないなと思って。それでやっちゃえばいいんじゃないかと思って、思い切って独立しました。

求めたサロンがないならやっちゃえばいい!という思い切りの良さが南さんらしさを感じました。
実際成功されているのもすごいですよね。
次回は最終回!美容師を救いたいと考える南さんにその真意を深堀りさせていただきました。

 

サロン情報
◎サロン名  ECLART CENTRAL 赤坂
◎電話番号 03-6770-1232 
◎住所 東京都港区赤坂2-14-1 赤坂山王会館6F
◎アクセス 赤坂駅2番出口から徒歩1分。溜池山王駅から徒歩4分。
◎HP https://eclart.co.jp/
◎Instagram

 


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学生時代、新人時代はどうだったのか!?
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【ECLART 南さん 第三弾】
美容師を救いたいとは?
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